2013年6月19日水曜日

●アウターバッフルについて●

トヨタ・30セルシオのドアです。アウターバッフルの製作中です。
アウターバッフルと言っても、勿論インナーバッフルの製作が必要です。
この車両の場合、鉄板からはおよそ、50mm程度、重ねて作ってます。

まず、そこで大切なのは50mm積み上げられたバッフルの難点は
背圧の逃げです。筒状に伸びたバッフルは音的に良くはありません。
如何にして、スムーズに空気の移動をさせるか!?がポイントです。

車両の形状は、さまざまです。背圧の逃がし方も、さまざまです。
いつも、どの方法が『ベター』なのかを探しつつ最善を尽くします!


もうひとつ、バッフル製作に大事なのが『デザイン』です。
良い音が出てても、見た目も大切だと思っています。
個人的には、純正のデザインを大切にしています。

純正っぽいけど、絶対に純正ではない!
そんなイメージで、デザインと音的要素を考えながら製作してます。

そして、変な拘りですが、極力パテの使用を控えています。
基本的には、バッフルは木で製作します。
(最近は+金属でハイブリッドバッフルなどもつくりますが・・)

木で形の取れる所は、木で作る。
木材を重ねて、重ねて、削って合わす。そんなイメージです。
微妙なアールが掛かっているところだったり、僅かな隙間・・・
などは、パテの力を借りてます。

このバッフルで、パテを使用しているのは外周の1辺と、角くらいでしょうか?!

このデザインは、純正スピーカーグリルとほぼ同じです。
後から付けるスピーカーの外形が、純正グリルよりもやや大きいので、
その分、下の方を丸く大きくしています。

そして、完成図はコレです。

どうでしょう?純正っぽく出来てますか?






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